穿ったようにまた答えた
「才能があってさ、誰も彼もが羨む顔でさ、
良い気分でしょ?」
…なんてね
『はぁ、大して努力もせずに口先は流暢ね
自分は特別と思ってんの?
代替可能な生き物でしょ』
相対する無形な残像が
退路を塞いでしまうから
曖昧模糊な感情などもう
消えるでしょう
揺れたひとひらの思いが枷になって
消極的煩悩にきっと絆される
不甲斐ないな
「笑ったようでまた心は泣いていて
誰かよりも劣ってるとこを見て
一人僻んでいた」
『でもそれはそう当たり前じゃん
今まで何をした?
巡り巡った怠惰のツケでしょ?』
分かってるんだよ
二度と言うな
現実逃避なんてできないな
過去の僕が見ていて
暗然で立ち止まった僕を連れ戻す
たとえ弱った自我を押し殺しても
超常的虚栄心でそっと蘇る
止まんないね!
期待通りまた足を動かせたら
見える世界も広くなってたかな?
介在する非情な日常が隘路を作ってしまうから
創造しよう史上最高な世界を
相対する無形な残像が
回路を壊してしまうから
純真無垢な厚情などもう
消えるでしょう
たとえ無償の愛を差し伸べられても
先天的猜疑心で
きっとこの先も見えぬまま
歩みを続けどこへ行こうか